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天野です、
今日は島田伸介の話です。
いくつもレギュラー番組を抱え
それのほとんどがメインMC。
その毒舌とは裏腹に
同業者にも彼を信頼する人は多く
どれだけマスコミにとり上げられようと
彼をよく言う人ばかりです。
私は、彼は笑いの才能は
天才的だと思うのですが、
あんな事になってしまって
残念だなぁという感じです。
・・・と、それくらいの
印象しかなかったのですが、
ある日を境に、
彼の評価が激変したのです。
それは、あるビジネス仲間に
すすめられた、とあるDVDを
見た時の事です。
それを見た時、
私は衝撃を受けました。
そのDVDには後輩芸人達を集めて
行ったセミナー映像が記録されて
いたのですが、彼がアイドルだったり
飲食店だったり、あらゆるジャンルで
成功を収めている理由が
分かりました。
才能もそうですが、綿密に
計算されていたんだなぁ
というのが分かります。
本当はこのDVDを配りたい
くらいなのですが
それができないのが残念です。
一応アマゾンとかで売っているので
興味があれば買ってみて下さい。
（これ以上売り上げに貢献して
どうするんだという感じですが苦笑）
というワケで、まぁ多分
買わないと思いますので（笑）、
重要な部分を
ハイライトしていきます。
まず紳助さん曰く。
ヒットを生むための公式は、
才能 × 努力 × 時代
であるというのです。
彼は５段階評価をしていて、
例えば才能４、努力３、時代３なら、
４×３×３＝３６
みたいな感じで計算するわけです。
そこで、この公式に則って
説明しますが、最後の『時代』
というところがポイントです。
つまりいくら才能があって、
努力をして素晴らしいモノを作っても
最後は時代の審判が下る
という事です。
永遠にヒットを飛ばし続けるには、
常に時代を意識し、
「自分が時代に合わせていかないといけない」
と彼は言います。
よくいる一発芸人。
エンタの神様とかで大ブレイクしたの
に一瞬で消えてしまったやつですね。
ギター持って『残念！』
って言っていた人とか。
彼らが何故一瞬だけブレイクしたのか
と言うと、
才能×努力×時代 の
『時代』が偶然にも異常な数値
を示してしまったからなのです。
しかし彼らはそれを自分の才能や努力
のお陰だと思ってしまいます。
そう思った瞬間、
彼らは自分が進化する事を
放棄してしまったのです。
進化する事をやめた人間は、
時代がうつり変わると共に飽きられ、
最後には忘れ去られていくのです。
紳助さんはセミナーで言いました。
『努力を常に「５」にしろ！
そして時代を読む事に意識を向けろ！
もし才能があれば、お前らはブレイクする。
だけどほとんどの奴は才能が無い。
これは神が与えたもの
やからどうしようもない。
だけど、もし今努力を常に「５」
にする方法を身につけたら、
例え才能が無かったとして芸人をやめても、
これから先色んな事に対して「５」の努力をかけれる。
そしたら、いつか才能を発揮できる分野を見つけた時、
必ず成功できる!!必ずや!!』
彼の言った事はお笑いだけに限らず、
全てのビジネスにおいて
当てはまる事だと思います。
結局、お笑いで成功するのも、
ビジネスでヒットするのも、
そこにある「原理」は同じなのです。
つまり、
「どうすれば皆に受け入れられるか？」
です。
となった時に重要になって来るのが
「空気感」
です。
私も長くビジネスをやっていて、
「空気感」というものを
感じるようになってきました。
私はもう、大体、
「これを売ったらどれくらい売れるか？」というのが
分かるようになりました。
ある日、
「今日、明日だけで多分500万円は売れます。」
と知り合いに
宣言したところ、本当に2日で500万円を売り上げた事が
ありました。
あるいは、１ヶ月くらいかけて
準備していたものがあったのですが
発売しようと思っていた直前に、
「あぁ、これは売れないな」
と気がついて、販売をやめた事もありました。
こんな風に、
「空気感」を感じ取るようになれば、
意図的に大ヒットを生み出す事ができます。
売り始めてから戦略を考えていては、もう遅い。
売りはじめる時点で、勝負は決まっているのです。
それまでにいかに「空気感」を
感じ取る事ができるかどうか？
ここにかかってきます。
お笑いなら「世の中」の空気感、
ビジネスの場合は
「市場（しじょう）」、
あるいは
「自分のコミュニティ」の
空気感です。
紳助さんはトークが上手いなぁ
くらいにしか思ってなかったのですが、
彼のすごさを実感しました。
好き嫌いは分かれる人だとは思いますが、
それとこれとは
別にして、ぜひ参考にしてみることをお勧めします。
もう一つ
彼が面白い事を言っていたので、
抜粋させていただきます。
『俺は政治とかスポーツとか
全く知らんけど、
普通にコメンテイターとして番組を
持って、きちんと仕事ができていた。
正直、皆が何言ってるか全く
分からんかった。でも何でそれで
うまくいってたかっていうと、
俺は皆が知らんやろうなって分野を
ちょこっとだけ勉強したんや。
それでコメント求められた時に、
その自分が勉強した事を30秒くらい喋るねん。
そしたら、皆『こいつ詳しいなぁ』って思うんや(笑)
俺はDVDの録画すらいまだに知らん。
なぜかと言うと、皆知ってるからや。
そんなもん誰かにやらせたらいい。
でもパソコンとかは使える。
それでえぇねん」
いつもと同じ空間で生活していても、
自分の視点が変われば、
見えているものが変わるのです。
この「視点」を、
「フィルター」と言います。
フィルターは、
「色メガネ」みたいな
イメージで構いません。
私らは、
自分のフィルターを通して
世界を見ているのです。
つまり、同じ世界を見ていても、
人によって見ている世界が実は違う。
そして、
「相手が持っていない視点を提供する事」
こそが、
価値を提供する事なのです。
紳助さんが政治の知識が全然無くとも
コメンテイターとして成り立ったのは
皆が知らないような事を３０秒だけ
語れるようにしておいたから。
つまり、その３０秒で「新しい視点」
を提供できていたからなのです。
「誰かができる事は自分ではしない」のも
いちテクニックになりえるのです。
代表的なものとしてはデザインとかが
そうですよね。
あれって、勉強すれば誰でもある程度
の技術は身につきます。
だから私の場合は基本外注ですね。
他の人ができる事をやっても、
代わりがきくからです。
私が死んでも、代わりがいる事を
やっていたって、
真に自分の力が
求められる事はありません。
もちろん、デザインは、
自分にしか表現できない世界を
表現できるようになります。
なので、これはこれで価値を
生み出す事は可能です。
しかし、
もっと自分の能力を発揮できる事がある。
そう思い私は人がなかなかできない、
文を書くことをしてきた。
このメルマガもしかり地道にコツコツ、
これは大半の人が言いますが。
なかなかできないことです。
あなたのすることを
あなたにしか出来ないものにすることができれば
それは唯一無二の存在
になる事ができるのです。
それ以外の事は
人任せでいいでしょう。
「文章で勝負する」という事
これはほんとうの意味でずっと使えるスキルなので
オススメします。
もちろん、はじめは「労働」から
スタートするのも良いのですが、
最終的には、
「誰かができる事は、
お金を払ってでもやらせる」
という事が、重要になってくる事を
覚えておいて下さい。
では！
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