スパムメールの裏事情

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本日は、スパムメールの裏事情をお話します。

日本広しと言えど、スパムメールについて
真面目に解説できるメルマガは、私のメルマガだけですな。

実は、多くの人が知らないことに

今現状、日本中に多くあるメルマガの原型は

スパマーと呼ばれる人たちが作りました。

これは紛れもない事実です。

だから、最近出てくる自称メルマガマーケッターも

メルマガ界の大御所だって
元を辿ると、スパマーの作った文章に行きつくのです。

ほとんどの人が、一度は迷惑メールと呼ばれるものや

スパムメールと呼ばれる物に、困惑した経験があるでしょう。

その割に、思った以上に
スパムメールに対する知識がありません。

このメルマガを見ている方は、意識が高い方多いので

ご存知かもしれませんが

世界中で1日にメールが送られている数は1530億通

その内、1300億通という数が
実際に迷惑メールと言われ

また、日本データ通信協会の発表によると

労働時間損失による経済的損失を考えれば
迷惑メールによって、1日7300億円という額
被害にあっている事になります。

つまり、

迷惑メールを削除するような
何気ない行動で、

1日に7300億円というこれだけの経済被害が
日本で起きているという事です。

凄いぜスパムメール (; ・`д・´)ゴクリ

東日本大震災よりも、よっぽど迷惑なスパムメール。

fmeil

そんなスパムメールですが、

実は「流派」がある事をご存知でしたか?

普段、なにげな~~~~く見ているような

沢山のスパムですが
最近のトレンドは「カナブンメール」です。

夫がカナブンに殺されて1年になります・・
から始まるメールで、これがその

カナブンメール

です。

私のツイッターでも
5000近くリツイートされている文章です。

(※ この機会に私のツイッターもフォローしておいてくださいね)

このカナブンメールは2003年に誕生した
流派から派生した現在版です。

これも覚えておいて欲しいのですが
日本でのスパムメールの原型が完成したのは
2001年なのです。

その当時の原型は、コミュニティサイトへの誘導や
ごく普通のDMが主流でした。

しかしそこから、より効果を出すために

主流となった3つの手法が生まれました。

それが

「即金」

「えろ」

「アポ」

という3つです。

この当時は、コミュニティサイト誘導が基本で

ギャンブル系や今でいう物販とかは
殆ど使われていなく

ギャンブル系は、中小企業の広告代理店と連携して

ダミーサイトを作成し

そこから誘導するのに使われだすのが
最初によく使われた手法です。

尚、大手の広告代理店が参入するのは
もう少し後の話ですが、広告代理店なんてものは

大手、中小企業問わず
魑魅魍魎とした世界なので、素人が参入するべきではないですね。

大手でも表向ききれいごとを言っても

裏では平気な顔をして、スパムメールをうったり
また、業者と提携したりしていましたからね。

また、無料オファーで言えば

1オプトイン1000円で凄い~
とか言われていますが

正直いって、当時は

1オプト6000円が当たり前でした。

具体的なお金の流れを説明すると
色々大変になるので、あれですが

今現状ある、プロダクトローンチが生まれる前に

日本ではそれに近い形でシステムが組まれていた訳です。

スパムの発祥はアメリカですが

プロダクトローンチのそもそもの原型は
日本の方が実は早いのです。

そして、申し訳ないのですが

自称、ネットマーケッター坊や達が
ドヤ顔で自慢している「ステップメール戦略」だの何だのは

今から10年以上前に開発され

属性ごとにパラメーターを振り分け
顧客情報をさらに細かく分類し、データーを抽出して

自動個別アプローチができるようになっています。

とにかくお客様から取得できるデーターが
物凄く細かいです。

顧客がクリックした時間、クリック回数や
”隠密アンケート”と呼ばれるアンケートを元に

顧客の趣味趣向まで、データーでバックアップを取っていきます。

隠密アンケートとは

一見アンケートと分からないが

クリックされたデーターから、
顧客パラメーターを振り分けるものです。

それを元に、分岐メールをいくつか用意しておいて

相手の趣味趣向に合わせたものに
メールを自動で飛ばすというシステムです。

現状、これに今一番近づいている
メルマガ配信システムは

七星明さんのエキスパートメールです。

さすが親玉は違いますね!

ステップメールの次のアプローチでは

属性を分けたパラメーターに対し
個別アプローチをかけていきます。

メルマガでも一番反応が取れるのは

個別アプローチです。

これは今も変わっていません。

通称、手打ちと呼ばれる手法で
反応が少しでもあったユーザーに対し

個別にメールを送っていくやり方です。

メルマガにおいても、実は最初のアプローチは

この手打ちをやった方が、高反応がとれ教育ができます。
やってる会社もありますが、胡散臭い会社が多いので表にはでないですね。

まあ、メルマガでも、最初に価値観の共有をする。
というのがお客様の教育であったり

ステップメールの基本的流れと言われていますが

そんな事は10年以上前に、システム化されていたのです。

この頃から、
大規模に人を雇い

個別アプローチをする人

配信業者

スパム用の文章を考える人

の3パターンに分かれます。

スパム用の文章を考える人は

過去の配信した膨大なリストデーターや

コミュニティサイトからの返信データーを元に
さらに細かく分類し

「即金」

「えろ」

「アポ」

以外に

ギャンブル

女子向け(ジャニ系)

ユニーク

等が派生するようになりました。

話が飛びますが

それに近い感覚になってきているのが
フェイスブックです。

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フェイスブックは

表には出てない話がいっぱいあるので
ネットビジネス業界以外でも、かなり狙われています。

表では出てないツールで、パラメーターを元に
スパム配信できるツールは多々あるのと

Facebookヤクザも増えてきているので
気をつけた方がいいでしょう。

スパム業者や、元mixiヤクザ、チンピラたちから見れば
カモばっかりいるいいサイトに育ちましたね。

というのが今のフェイスブックの現状です。

今後の展開次第ですね。

そして、殆どの人は気づいていませんが

先ほども言ったように
優秀なスパムメールって

配信者と、作成者が違います。

これもあまり知られていませんが、

優秀なメルマガ発行者でも

同じ人が書き続けると、反応が落ちてくる

ので、実はメルマガの書き手は、
究極論で言えば変え続けた方がいいです。

コピーのタッチ自体を変えるという事ですね。

厳密に言うと、市場規模やリスト数によって
変える変えないかが明確に分かれます。

リストを保有しまくる、リストホルダースパマー
書き手が同じでも、反応が一定だったりするのです。

尚、ネット業界でもそれは見てると分かります。

リストホルダー状態を続けると、書き手の腕が鈍くなるのですが
本人達は気づかないので、そこはスルーしましょうか。

で、これらは当時

お客様の顧客情報を元に
配信者が感覚で変更していくしかなかったのです。

今みたいに優秀なマーケッターとか存在しなく

WEBマーケティングなんてものが無かったので
市場規模といっても、把握するのが困難で

リストホルダーなんて言葉もなく

リスト数が他社にどのくらいあるのか?なんて事は一切不明。

しかも、身内が平気でリストを流出させる。
というのが常々あった時代です。

今でも身内がリストを流出させるのは、度々聞きますが
当時の方が酷かったです。

なので、あなたのメルアドがどこかで流出したとしたら

それは身内を疑ってください。

そんな中・・・スパム業者内で生まれたのが

「反応の取れるメールライティングのルーティン」

です。

これが今のメルマガで言う

「教育ステップ」の原型になります。

分かりやすく例を出すと

川島和正さんのあとがきを見るといいですね。

川島和正さんはたまに「うんこ」の話をする人なんですが

川島和正さんはいつも「うんこ」の話をしているわけではなく

川島和正さんは計算して出しています。

eef

旅行の話や

うんこの話や

お金の話や

成功哲学を

ある一定のルーティンで繰り返すのです。

どんなメルマガか気になる場合は、こちらからお読みください

この時、偏差値を調節して書くと
さらに反応が高まりますね。

スパムメールでは、反応が取れる=偏差値の話として

度々出てきます。

お客様は基本的にバカだと仮定し

反応するメールは作るには

猿でも分かるくら、
バカ向けの話を書かないといけない!

という理論です。

嘘のような話ですが

「お金あげます。マンション買います。セクースしたい」

という明らかにおかしい、胡散臭い文章の方が
反応が高くなります。

これらを

偏差値40の人向け

偏差値60の人向け

という風に一定のパラメーターで入れていくのが
スパムメールで最大値に、反応を取るやりかたなのです。

「お金」ネタ

「お金」ネタ

を連発するよりも

「お金」ネタ

「ユニーク」ネタ

という様に交互に違うネタを入れていくのがよいです。

交互に入れるにしても、相手にネタがくる事が分かると
反応が落ちるという事がデーターででてるので

パラメーターに入れ方も

お金

お金

恋愛

旅行

という様に、若干ランダム性を出す方が反応がとれます。

これをステップ化し、システムがそれを分析し改良を重ね
最終的に生まれたのが1年ステップメール(苦笑)です。

これが私の知ってる中で、一番売り上げを上げてた業者ですね。

また、「カナブン」メールの様に

偏差値40の人に向けた
ありえね~~~という内容は、ユニーク系と呼ばれますが

原型ができたのが2003年となります。

最近のスパムメールの主流派

このユニーク系を連発しまくって
「クスッ」と笑わせた後

どぎつい高額商品や、金メールを送るのです。

ユニーク系自体は、アクセントの役目があればいいので
正直、反応がある無いというのはどうでもいい訳です。

どちらかというと、ユニーク系は

現代版ラポールの役目なんで、笑わせて
信頼を獲得するのに使います。

スパムメールで、信頼もくそもないだろう。
と思われがちですが、実はこのユニークメールこそが

現代版スパムメールの鍵であり

上手い業者は、このところをしっかり理解しています。

そういう意味では、川島和正さんが
うんこのネタや、自虐ネタを書くのは

こういった理論をしっかり理解してるからですね。

さらに、子供でも理解できるように文章の一字一句まで細かく分析し

上手くあとがきを書いているので

スパムメールの理論を、よく分かってるという事になります。

そう考えると、川島和正さんが急に
スパマーに見えてくるから不思議です。

是非とも、改名してもらいたいですね。

よって
あなたが、スパムメールを学びたいのであれば

日本一のメルマガ著者で、スパムメールの理論を理解している
川島和正さんから学ぶ事をお勧めします。

このメルマガは、スパムメールの頂点に立つ素晴らしいメルマガなのでえ
どんなメルマガか気になる場合は、こちらからお読みください

以上を踏まえた上で、今後迷惑メールがきたら

毎回ぷんぷんするのではなく、

なるほど~こういうパターンか。
と勉強してみてください。

それだけで人生が少し豊かになるでしょう。

では。

※この記事は天野友ニのまぐまぐ版メルマガ【金持ち塾】を貼り付けているものです
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