オバマ大統領の裏の顔

obama

野です、
 
あなたはオバマ大統領と聞いて、どんなイメージがありますか? 
 
「政治家」と答えたなら、それは大きな勘違い! 
 
彼は政治家ではなく、その裏の素顔は 
 
”とてつもなく凄腕のマーケッター”です。 
 
本日は、オバマ大統領が取り入れた戦略と 
その戦略を簡単にビジネスで利用する方法を 
分かりやすく解説します。 
 
まだ日本で使いこなしている人は 
殆どいない概念なので、今から是非利用してください。 
 
 
 
今日は私が、日ごろビジネスを行う時には 
意識している事をお話します。 
 
それはゲーム的要素です。 
 
2010年ごろから「ゲーミフィケーション」という名で 
一般のビジネスマンや経営者でも広まってきたので 
すでに、聞きなれてきたのではないでしょうか? 
 
 
オバマ大統領が選挙で使ったことでさらに話題になり 
ビジネスだけでなく、政界をはじめ 
あらゆる場所で応用されている 
 
”ゲーミフィケーション”という技術ですが、 
今いちよく分からない・・ 
 
という人も多いので、今日は分かりやすく紹介します。 
 
 
一度取り入れると、企業成長は元より 
これから起業したい!と考えている人から見ても 
画期的システムなので、この概念は取り入れた方がよいです。 
 
 
 
そもそも「ゲーミフィケーション」って何? 
という話ですが、簡単に言うと、 
 
通常の経営やビジネスに 
 
ゲームの要素やノウハウを入れる。 
 
 
以上です。 
 
 
結論から言えばこれだけです。 
2010年にTEDでも話題になり、ここ3年程で 
一気に広まった概念なのですが、 
 
その仕組み自体は、かなり昔から存在します。 
 
ことインターネット市場に関しては、 
誕生から現在まで、どこかしらで応用され続けている訳です。 
 
 
注目されたきっかけとしては、 
やはり、スマートフォンの普及に伴い 
ごく一般層の方々が、ソーシャルゲームをはじめ 
今までにないシステムに、課金する様にんなったのです。 
 
以前、私のメルマガでも「没頭ビジネス」という事で 
特集したことがあるので、分かるかと思います。 
 
洗脳型、没頭ビジネスの仕組み 
 
 
この「ゲーム理論」を経営に取り入れる時に、 
 
忘れていはいけないのがユーザー”目的”です。 
 
ゲーミフィケーションは効果的との事から 
とにかく、ゲーム的要素を入れたら、売り上げが上がる!と 
まるで魔法の様に捉えている企業も多くありますが、 
実際はテクニックよりも”目的”ありきの技法なのです。 
 
仮に、ポイントを使ったシステムを取り入れたり、 
ユーザー同士のコミュニティを促進したとしても 
そもそもの「コンセプト」がズレていると、 
大コケする事もよくあります。 
 
そこで、企業やビジネスシーンで 
”ゲーム要素”を取り入れる際、何を注意するべきか? 
まとめてみる事にしました。 
 
これだけ分かれば、ゲーミフィケーションの 
基本原則は抑えられるはずです。 
 
 
1.目的を明確に出す 
 
 
まず第一に目的がまったくないものに関しては 
そもそもゲーム要素を入れたとしても、 
効果が薄いです。 
 
最近のエンドユーザーは、目も肥えてきていますので 
一番最初に、「そのサイト、システムの目的」を 
明確に出してあげる事が大切です。 
 
つまりゴール設定ですね。 
 
 
ただ、このゴール設定というのが 
実に適当な会社が多いのです。 
 
よくありきたりな英会話教室の 
「英語が話せるように」なんて物は 
ユーザーは求めていなく、他との「差」である 
オリジナリティ要素を求める傾向にあります。 
 
今のユーザーは結果主義に走るユーザーとは別に 
過程を楽しむユーザーや、”ストレス無く参加できる”事を 
主として考えているユーザーも増えていますので 
 
一概に、うちのサービスはすばらしいですよ。 
と宣伝しても、売れない時代になってきました。 
 
 
その為、やらなければいけない原則として 
 
 
2.簡単なシステム性 
 
 
ゲーミフィケーションでは、先ほどから申している様に 
ゲーム理論をビジネスに応用したモノで 
 
原則的には”娯楽要素”を強く打ち出さなければいけません。 
 
 
ここでポイントなのは、 
 
 
>> 複雑かつ難しいシステムで奥が深いゲームモデルと 
 
>> 簡単だが奥が深くないゲームモデルでは 
 
どちらがよりユーザーにとってハマるか? 
という事ですが、答えは 
 
入り口は簡単で、やればやる程、戦略が深くなるゲームです。 
 
 
パズドラやLINEゲームのぽこぱん等が 
その系統にあたります。 
 
【 入り口は徹底的に簡単に 】が鉄則な訳です。 
 
 
といっても、ビジネスで応用するには今ひとつ 
ピンと来ない!という場合もあると思うので 
 
ここでは主に、ユーザーを【 トリップ 】させ 
あなたのビジネスモデルにくびったけの 
愛して病まない洗脳を行う為の 
 
3つのステップを教えておきます。 
 
今から言うこれだけ知っておけば、 
インターネットビジネスでも応用できますし 
特に会員制ビジネスモデルや、セミナーモデルとは 
相性がよいでしょう! 
 
 
それは、この3つのステップです。 
 
『 課題 』 
 
『 報酬 』 
 
『 交流 』 
 

gm

 
今後、ビジネスを作る時、ゲーム要素を入れるのであれば 
この3つを徹底して盛り込んでください。 
 
それだけで、あなたが考えている以上に 
ユーザーはあなたのビジネスに没頭します。 
 
 
ネット上で蔓延る宗教システムの大半は 
この3つのステップを上手く取り入れています。 
 
具体的に見ていくと、次の様な形です。 
 
 
1.課題 
 
ユーザーには必ず課題を出してください。 
これは特に”ステップ3の交流”につなげる為にも重要で、 
 
達成感を煽り、他者と比較させるために必要です。 
 
 
その為、難易度は比較的軽めで 
 
「ランキング」を使って他者同士で 
”比較”させる仕組みをいれるとよいです。 
 
特にメールの場合では、エキスパートメールや 
NEOのポイントシステムを入れると 
 
クリック測定にポイントが付け加えられるので 
ランキングを出して煽るのも効果的です。 
 
できれば、システム化するとよいですね。 
 
 
2.報酬 
 
報酬に関しては「イベント報酬」「単発報酬」 
の2つを用意してください。 
 
単発報酬というのは、○○をクリアーしたら 
プレゼントする。というケースの物。 
 
イベント報酬というのは、ある一定期間しか 
やらない限定イベントです。 
この限定イベントが鍵で、定期的に限定イベントを行うと 
ユーザーの退会率が低下し、さらにハマりやすくなります。 
 
 
特にインターネットビジネスの今後は 
 
高額塾運営から ⇒ 顧客保有型ビジネスへと 
 
シフトしていきます。 
 
 
 
これはアメリカの動きを見ていても分かりますね。 
 
 
つまり・・・ここではっきり断言しておきますが 
 
インターネットビジネスで中小企業や 
個人が運用するサイトは、 
 
今後「データーベースマーケティング」に完全に移行していきます! 
 
今の様な塾の形は一気に衰退し、 
長期的にしっかり会員を保有し、会員を育てる企業だけが 
残る形となるでしょう。 
 
 
また、報酬形態で言うと 
毎回報酬をプレゼントするよりも 
「部分強化」を用いた報酬形態の方が効果的なのも 
分かっています。 
 
部分強化とは、パチンコやガチャガチャ、くじ引き 
ギャンブルと同じ様に、報酬が発生したり、 
発生しなかったりする報酬形態の事です。 
 
これは現時点で法規制が行われない限り、 
かなり効果的です。是非力を入れた方がよいですね。 
 
 
3.交流 
 
交流ですが、チャットやソーシャル上での 
テキストベースコミュニケーションだけでなく 
 
他の交流の場をつくる企業の方が強いです。 
意外とビジネス上では、コミュニケーションシステムに関しては 
力を入れている所が少なく、 
 
精々、フェイスブックやメルマガがいいところです。 
 
オリジナルシステムで、もっと深い交流ができるシステムを 
作るべきなのですが、交流の最上級を2つに分けると 
 
・争い 
 
・共同作業 
 
 
という2つに分かれます。 
 
争いは文字通り、戦いなので”対戦要素”のあるもの 
 
共同作業はユーザー同士が一緒に何か目的をもって 
進める作業のことをいいます。 
 
交流だけでも、ユーザー同士に任せるのではなく 
ここは親であるあなたが、コントロールすることが大切です。 
 
 
こんな事、私のメールを見ている 
あなたにとっては、当ったり前ですよね。 
でも、他のメルマガしか見ていない人は、 
気づきもしない事なんで、覚えておいてください。 
 
そして、ここで重要なのは、自己重要感を満たせる要素を 
どこに含めるか?という事が大切になります。 
 
その為、どうでもいいユーザーでも 
やたら褒めちぎり、サイトやメールで紹介したり 
ランキングを発表する事で、ハマル要素は強くなります。 
 
尚、アバターという概念や、本人のキャラクター感を 
際立たせる事に特化し、「キャラクターを簡単に打ち出せるシステム」 
を簡単にしたものは、ユーザーに好まれやすい傾向にあります。 
 
CROOZblogなんて、典型的にこの傾向ですね。 
 
 
 
3.オリジナル世界観 
 
 
これはソーシャル系ゲームを製作する際、 
打ち合わせ時にも「必ず」でる事です。 
 
特にユ-ザー選択権が多様化している現在 
 
ユーザーが選択する最終的な判断は「世界観」です。 
 
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これだけは覚えておいてください。 
 
今現在のエンドユーザーは、 
システムや使いやすさだけでなく、 
最終的には「世界観」を比べて判断しています。 
 
 
この世界観というのは、 
システム構築やコンセプトを作る時に 
徹底的に練る必要があるのです。 
 
どこかで似た様な世界や、知っている世界観は 
ユーザーは求めません。 
 
 
つまり、その人の考えに賛同したり、 
 
システムに賛同したからといって、 
 
安易な他社の真似は危険という事です。 
 
 
といっても、偏屈すぎる 
意味が分かりづらい世界観を作ると、 
一般ユーザーにはウケません。 
 
ごく稀にですが、ネットビジネスをしている人でも 
やたら世界観を語る人がいますよね。 
 
しかし、その多くが行き過ぎたアーティストと同じで 
かなり論点がズレてる訳で・・・話を聞かない方がよいです。 
何故かというと、語るには若すぎる小僧が多いからです。 
 
世界観っていうのは、行き過ぎれば 
どこまでも行き過ぎる、おかしな世界を作る事ができます。 
──で、理解者が中途半端にできる為 
自分の立ち位置が分からなくなります。 
 
これは「カルト的観点」から見ると重要なんですが、 
その立ち位置になると、自分の考え=神だと 
本気で思い込む訳ですよ。この思い込みは非常に重要。 
宗教構築の第一歩は、教祖が自分の事を教祖と思い込めるか? 
ですからね。 
 
正直、ノウハウなんてどうでもよく 
難しいことを言って、信者がある程度 
「穴埋め」してくる構図が理想です。 
 
 
例えば私が 
 
「ネットビジネスはエントロピーの法則と 
ゲシュタルト理論の掛け算である」 
 
と訳の分からない事を言ったとします。 
 
これを「天野さんの言うことはもっともだ!」と解釈して 
分かりやすく伝えてくれる穴埋め役を作る。 
この構図が宗教の構図であり、大切です。 
 
鼻くそほじほじしながら、適当に発言しても 
信者は勝手に解釈してくれます。 
 
さらに信者の上の段階で、教義や理念を広める「役」を 
作る事ができれば、さらにいいです。 
 
これは最高です。 
 
 
これは私も何度もテストしていますので言える話です。 
なんだったらネットで洗脳も、組織化も簡単にできますし、 
小難しい話と、神話や宗教上の話を出すと 
人は簡単にマインドコントールできます。 
 
(この理屈を説明すると長くなるので割合しますが、人は答えを 
延々捜し求める生き物なので、答えの無い物をさも自分の 
考えの様に提示されると、メルマガでも洗脳は容易です。) 
 
そこまでいくと、宗教化できますので、 
一定の収益を得るには良いかもしれませんが、 
ビジネスとして成長するには、難しくなってきます。 
 
年商1~2億どまりじゃないですかね。 
 
これをさらに拡大するとなると、メールではなく 
実際に自分の考えをさらに配布する為に、狭い範囲から 
拡大しなければいけなくなるのですが、 
今のネット上のいくつかある宗派(笑)を見ていると 
そこまで組織拡大できる要素を持っている人はいません。 
 
 
結論から言えば、世界観とは 
 
行きすぎもNGで、ひねりがないのもNG 
 
 
なので世界観を作るというのは、 
本当に理解している人から言えば一番難しいのです。 
 
 
世界観という言葉を変えると、ビジネスにおいては 
「理念」やシステムを作った際の「コンセプト」 
または「テーマ」と呼ばれるものが重要になってきます。 
 
メルマガでも、テーマが設定されていない場合は、 
非常にちぐはぐなメールになりがちです。 
 
例えば、私のメルマガの真似をして 
記事を書いている人は多いですが、 
その内容を見てみると、ただの陳腐な悪口だけを 
羅列しているメルマガが多いです。 
 
 
これはテーマが絞りきれていない故に起きる事で、 
 
私の場合は、このメルマガを書く際、 
 
このメルマガを読んでいるユーザーが、 
 
 
他では知りえない圧倒的なコアな情報を 
 
「天野の視点」から見た視点と考えを 
 
分かりやすく提供する事を主体としておいている訳です。 
 
 
その為、他のメルマガをディスっている訳ではなく、 
私の中での様々な思考プロセスや、プロットを元に 
メールを書いている訳です。 
 
(※ ディスる = ディスリスペクト(批判、侮辱)の 
ネットスラング用語) 
 
 
まったく内容も伴わず、知識もなければ、思考もしていなく 
考えもまとまっていないのに、ただ文字を陳腐に羅列している。 
 
そんな、二番煎じ、三番煎じの中途半端に 
真似をしているユーザーと私では、 
 
オラウータンと天照大神 
 
ミミズと全知全能の神ゼウス 
 
──くらいの差がある訳です。 
 
 
 
という事で、ゲーミフィケーションの話が 
脱線してきたため、このあたりで。 
 
これからゲーム要素を含めて、 
ビジネス展開を考えている場合は 
 
 
『 課題 』 
 
『 報酬 』 
 
『 交流 』 
 
の3つは徹底的に考えた方がよいですね! 
 
 
では! 
 
ge-mi

    
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