キムチ臭い正月

kimuti

野です、 
 
アニョハセヨ~天野です、 
 
今日は現在のスティーブ・ジョブスと呼ばれ 
 
1兆円企業を作り、昨年アップルを超えた 
IT革命児をご紹介します。 
 
 
意外と日本ではあまり知られていないので 
今日の話は必見です。 
 
 
ちなみに、私が今どこにいるか分かりますか? 
答えが分かった場合は天才かもしれません。 
 
【ヒント】⇒ キムチ臭い正月 
 

 
今私が最も注目している人物がいます。 
 
それが”レイジェン(雷軍)氏”です。 
 
 
すでにご存知かもしれませんが、 
彼はスマートフォンメーカーを設立し 
わずか3年で、約1兆円の企業価値を生み出し 
 
今や中国のスマホ市場で、アップルを抜き去り 
 
現代のスティーブジョブスと名高く 
ネットでは、「米神」と崇められる存在になりました。 
 
 
中国巨大IT企業ののアリババと肩を並べる 
超巨大企業に、3年でのし上がった訳です。 
 
 
彼の手法は、広告費を一切使わず 
 
ファンとの交流を行いながら 
商品を販売する戦略なのですが 
 
 
 
実は、日本で言うところのAKBや 
 
近い所で言えば、 
 
斉藤一人さん 
本田健さん 
 
の戦略に似ています。 
 
 
AKBの場合は電通の 
バックアップがついていましたし 
 
残りのお二人とは時代がズレていますが 
 
どちらも、 
ファンを抱えて⇒ 口コミを発生させる 
という点では似ている訳です。 
 
 
ただ、現代の場合ファンから 
口コミを発生させる為には 
 
残念ながら「魅力的な商品力」 
というのは否めない訳で・・・ 
 
 
 
 
自称マーケッター達が、 
口コミを発生させるぞ~~! 
マーケティング便りでコケにコケてる理由は 
 
商品の品質が悪いからという事は、実は多々あります。 
 
 
何度も言っていますが、 
 
「仲間」だのをネタにして、 
ひっかかるのは若輩者くらいなもので 
 
その中身は、商品も何もない 
スッカラカンだったりするわけですよ(苦笑) 
 
 
自称マーケッター達の言い分は、 
商品が悪くても、物は売れる! 
 
という事ですが、単発商品ならまだしも 
 
 
長期的に見た時は、やはり口コミ便りなのです。 
その為、商品力が物をいうのですが、 
 
マーケティングを連呼する企業ほど 
中身が無いものはありません。 
 
商品力が本当にある物というのは、 
実は中々つくれないし、コストがかかる。 
または技術が必要となるからです。 
 

syouhinn

 
すると、普通の中小企業や 
その辺りにいる兄ちゃんが作った商品を 
 
そこまで良質なものにするとなると 
採算が取れなくなるので、 
単発商品の高額商品を売る戦略に走る訳です。 
 
 
レイジェン氏の場合は、スマホを低価格で販売し、 
尚且つiphoneと同等スペック以上で、使いやすく 
 
また、微博(ウェイボー)と呼ばれる 
 
中国版ツイッターで意見を吸い上げまくり 
反映させる速度が速いので、成功したのだと思います。 
 
 
 
とにかくファンを作る為に、 
小規模なファンサークルを多数作り 
 
積極的にファンと絡み合う訳です。 
 
 
この辺り、日本やアメリカよりも 
実は中国や韓国の方が、 
得意としているのではないかと私は考えています。 
 
 
最近こそ少しずつ日本でも広まっている 
”ゲームフィケーション”という概念 
(ゲームを経営に取り入れるマーケティング理論)も 
 
 
アメリカから来ている様に思えますが 
 
そもそも得意としている国は”アジア”です。 
 
 
とりわけ、中国と韓国は特にこの傾向が強い! 
 
 
というのも、韓国で 
ソーシャルメディアの礎を作ったサイワールド、 
 
大手検索エンジンのNEVER、 
LINEの親会社NHN 
 
 
2012年に、アメリカを抜き 
世界1位のオンラインゲーム会社になった、 
中国のテンセントしかり 
 
 
今や日本の企業すら圧巻し、 
 
圧倒的な力を見せつけています。 
 
 
 
余談として・・・ 
 
ソーシャルゲームでも使われている概念として 
フラッシュゲームや 
 
MMOG(Massive Multiplayer Online Game) 
 
↓ 
 
MOG(Multiplayer Online Game) 
 
に仕立て、上げ広めたのも、 
中国のテンセントですからね。 
 
 
 
LINEは言わなくても、分かるでしょう。 
 
もう時代がアメリカではなくなってきてるのです。 
 
 
 
そもそもの話、直販や 
販売戦略が得意なアメリカと 
 
ITユーザーとのコミュニティ戦略を 
第一線に戦ってきた中国と韓国では 
 
大きな差があります。 
 
 
もちろん、アメリカにも 
コミュニティを中心としたマーケティング手法は 
あるにはあるのですが、 
 
インターネットを専門にした 
コミュニティ戦略では、まだ一歩アジアには及んでいないのです。 
 
 
何故かというと、アメリカ人のコミュニティで 
インターネットを使う場合は「間接的」なものだからです。 
 
Facebookもそうですが、 
 
”日常の写真や内容”を投稿する。 
 
 
というのが原則でしょう。 
 
 
しかし、中国や韓国の場合 
 
ネットそのものが「直接的」であり 
ネットの中で生きている感覚の人も多いからです。 
 
日本のひきこもり達と同じく 
 
ネットの中で結婚し、ネットの中で出会い 
ネットの中でコミュニティをとる。 
 
 
そこで、アメリカよりも 
ネットユーザーの力が強く、 
コミュニケーションの体制が違う訳です。 
 
 
それを踏まえた上で、 
彼らが打ち出しているのは 
 
2013-2014年でテーマになっているのは 
 
・簡単に参加できる 
 
・コミュニティが容易 
 
・Amazon化(多種商品販売) 
 
 
です。 
 
LINEゲームや出版業界も同じですが 
 
”一般層に難しいものは売れない時代” 
 
となっています。 
 
 
 
ここまで書くと、見る人によっては 
 
バカなユーザーが増えたの?と 
短絡的発想に陥りやすいのですが 
 
そうではなく、違う側面から見てみると 
大きく二極化している状態なのです。 
 
 
今やスマホの誕生により 
リーチしやすくなった反面 
 
PCがあまり得意ではない 
「一般層や若輩層」を取り込みやすくなりました。 
 
 
 
実は、ポータルサイトやITコンテンツの末路というのは 
 
ある一定のコンセプトを維持しない限り 
 
どんどん低年齢化するのです。 
 
 
言い換えるなら、 
 
低リテラシー層のユーザーが増えてくる。 
 
 
 
これはメルマガにも言えることで 
 
幅広いユーザー層にリーチしようとすると 
 
年リテラシー向けの話として 
分かりやすく、簡単に話しをしていくしかない訳です。 
 
 
 
mixiやツイッターを見ればわかりますが 
 
Facebookも、これからどんどん 
年齢層が下がり、低リテラシー化します。 
 
 
 
ここで問題なのが、自分のコンテンツ利用者ユーザーが 
低リテラシー化した時に、どう対応していくか?です。 
 
自分はサイトなんて持って 
ないので関係ないです! 
 
という人も、Facebookやツイッター、メルマガも同じく 
低年齢化していきますから、 
今のうちに考えるべきでしょう。 
 
 
キャラクターで商品を販売している人は 
特に重要です。 
 
 
ポイントとしては、コンテンツの「テーマ」を 
 
確立することです。 
 
 
テーマ作成するときは、 
ターゲットの○○を解決する、○○からの脱却 
という大前提がありますので 
 
あなたが作成するコンテンツが 
どこをターゲットにして、それを見ている人が 
<< 何を悩んでる人なのか? >> 
 
を明確に打ち出す必要があります。 
 
nayamu

 
<< 何を悩んでる人なのか? >> 
なんて昔から言われている事ですが、 
 
重要なのは、DRMで言われている様な 
”販売することを目的”とした内容ではなく、 
 
あなたが関わりたいユーザー層を 
「定義づけ」する。と言った方が正しいです。 
 
 
幅広いユーザー層にリーチをかけるなら 
 
低リテラシー向けより分かりやすく 
簡単に内容を書いていく事になるでしょうし、 
 
 
その逆で、専門誌の様に 
コアなユーザー層だけを抱え込む。 
というのも方法の1つでしょう。 
 
 
従来では、コアなユーザーに絞込みして 
1人のお客様を深堀していく。というのが 
原則的なネットマーケティング手法だ! 
 
と言われていた時代もありましたが、 
現在では、ちょっと形が変わってきていますね。 
 
 
その為、商品が最近売れない・・と 
感じている場合は 
 
<< ユーザーの質が変わったから >> 
 
という大前提を、一度見直した方がよいでしょう。 
 
 
 
では! 
 
 
 
 
PS: 
 
ところで、冒頭の私が今いる国は「日本」です。 
 
キムチを食べながらメールを書いているので 
中々おつな感じでよいです。 
 
さて、あなたは正解したでしょうか? 
 
今日は正月ネタらしく、 
韓国&中国ネタで攻めてみました(苦笑) 
 
 
 
それでは再見!アンニョンヒ ケーセヨ!

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