大手アバターサイトが次々とコンプガチャを廃止・・
国も動き出したもようです。
対策を進める企業もある。9日にコンプガチャの中止を発表したKLabは10日、ゲームの利用者同士がインターネットオークションなどを通じ、現金でゲームのアイテムを売買するリアルマネートレード(RMT)を防止する対策を始めると発表した。ネットへの投稿を有人で24時間監視するサービスを手がけるガイアックス(東京・品川)と協力し、RMT防止対策専用の投稿監視サービスを10日から導入し始めた。
具体的な対策としては、監視の専門チームが24時間体制でオークションサイトなどでRMTに利用されているアイテムを発見し、サイト側に削除を要請する。これまでは不定期にゲームを監視する体制をとっていた。KLabによると、現在はユーザーの任意によるとして、オークションサイトが削除要請に応じないケースもあるという。ガイアックスが持つサイト監視の専門的なノウハウを活用することで、迅速な対応につなげられるとみている。
ゲームプレーヤー同士のアイテム交換方法も見直す。直接取引に替わりゲーム内にアイテムを交換するための「市場」を設け、提供者が分からないようにする機能を導入。相手を特定できなくすることで、ゲームの外で現金取引を防ぐ。また、ゲーム上では対価を求めないアイテムの贈与についても対象や回数を限定して営利行為の防止につなげるという。〔日経QUICKニュース〕