突然ですが、クイズです。
アフィリエイターが喜ぶプレゼントと言えば
何だと思いますか?
ま・・まさかと思いますが「高級肉」とか言わないでね。
はっきり言って、プレゼント配布が下手な人が多すぎます。
基本的に、私はプレゼントをするのが大好きです。
何故かというと、プレゼントをするというのは
一番コストパフォーマンスが高いからです。
極端なことを言うと
プレゼントを配ると、人間関係がよくなり
面倒な揉め事が減りますし
ビジネス関係だったら
良質な関係を維持しやすいのです。
人によっては、そんな損得勘定で
プレゼントをするものではない。
と言う人もいますが
そんな事を言い出すと
恋人に対し、素敵な贈り物をするのも
Hがしたい
だとか
もっと仲良くなりたい
というシンプルな感情なのです。
──しかし、殆どの人が、残念なくらい
プレゼントを渡すことに慣れていません。
はっきり言って、プレゼント配布が下手な人が多すぎます。
例えば、アフィリエイターへの
頑張った賞品のプレゼントというと
家電製品
高級肉
カニ
くらいの3択しかないのです。
三種の神器のように
家電製品
高級肉
カニ
が出てきます。
いいですか?覚えておいてください。
みんなプレゼントを渡すときの
センターピンがズレまくってるのです。
プレゼントを渡す最大の目的は
「相手の感情を揺さぶる事」です。
例えばバラの花1000本を用意する。
これは女性じゃなくても、男性にも有効です。
あまり貰わないからね。
相手が企業の社長であれば
社員と協力して、会社の扉を開いた瞬間に
演出しちゃえばいいのです。
扉を開けた瞬間に、ドーンと1000本プレゼント。
こういうの、日本人はやらないのですよ。
それと同じで、感情を揺さぶるというのは
非常に大切です。
相手のために、動きたいと思う気持ちを揺さぶる事ができるのは
一流のマーケッターの条件です。
その割に・・見てみると
アフィリエイトランキングで高級肉が流行ったから
みんな高級肉を配布するようになったり。
明らかにみんな適当です。
分かりやすく説明します。
ある程度、上手く言っているアフィリエイターの場合
正直求めてるのは
「 金 」 か 「 希少性 」か 「信頼/馴れ合い」
の3択しかないので
これを外すと上手くいきません。
それなりにお金もあって、それなりに上手くいっている人に
高級肉を出すのは、「希少性」を煽って効果はあったのですが
非常に沢山のASPが同時に展開したため
飽きがきて、今は全くだめですね。
そもそもお金で買えるものを
わざわざ賞品で釣って、アフィリエイターが頑張るのは
買いにいくのは面倒くさい
貰えるなら貰いたい
どうせ貰うなら、普段買わないようなものがいい
という感覚なのです。
そこで、アフィリエイトランキングに配布する賞品も
一定のルーティンを用いるか、時間をあけた反応がとれます。
高級肉を使う場合、一定期間 時間を置いて、
周りが出していない時に出すと反応が取れるという訳です。
そうでない時は、違うものを出します。
意外と無難なのは、カタログギフトを使うことですね。
バラエティが満たされますし
過去に色んなところで提案しましたが
無難に上手くいきます。
もちろんカタログギフトなんて最初に言うのはダメですが
見せ方次第では、ワクワクさせる事ができ斬新さをアピールできますからね。
尚、自社システムの提供やツールの提供は
この3択だと「 金 」の部類に入るので
効果はあがります。
また、アフィリエイターを運営するのは
ある種、コミュニティ運営と変わらないですから
コミュニティ運営の鉄則である
「 報酬ボリュームの法則 」を使うとよいです。
アフィリエイターの場合、
一番感情が動くのは「 金 」ですが
その次が「 希少性 」で
毎回、全部使うと反応が徐々にですが
あるラインまで下がります。
そこで、普段は「 金 」か「 希少性 」だけに抑えておき
大規模なキャンペーンの時に
「 希少性 」
「 金 」
「信頼/馴れ合い」
をフルコンボで全て使う様にします。
これは理論値ではなく、過去から現在まで
様々なサイトを運営してきた私が実証したことです。
後は
プレゼントを渡すタイミングと
プレゼントをあげる相手の事を考えることです。
いや、当たり前でしょう。
と思ってるかもしれませんが
これも、実例を出すと
経営者や投資家にプレゼントをする時
やたらお金をかけてプレゼントする人がいますが
1回きり頑張って高いものをプレゼントしても
記憶にも残りません。
もしそれをやるなら、定期的に
そこそこ高いものをプレゼントし続けるか
最低でも1000万か1億以上の物を
キャッシュで購入してプレゼントしてください。
それが出来ない場合・・・
尚且つそれなりに成功者の場合
私がお勧めするのは
簡単に食べられる高級食品
捨てにくいもの
写真に撮られるもの/珍しいもの
オリジナリティのある商品(自社商品など)
をよく使います。
印象に残りますし、定期的にプレゼントしやすい。
しかし、毎回このパターンだと飽きられてくるので
たまには高級な物なんかもチョイスしたりします。
でも、それはアクセントとしてですね。
こういった事を、常に考え
これならどうだろ?かと言うプレゼントを必死で考えて
チョイスする訳です。
私の中ではプレゼントを渡すというのは
その人の事を考えることなので
真剣に考えますし、その結果がストレートに結びつきます。
しかし、殆どの人は、プレゼントを渡すとき
真剣に考えず、軽く考えます。
他の人がやったから、とりあえずこれでいこう。
みたいな感じです。
だから、ズレが生じるのです。
この部分はマーケティングの本質と変わらないですね。
もうひとつのポイントとしては
渡すタイミングでない時にプレゼントする。という事です。
誕生日に普通にデートして、普通に渡すとか
お祝いがある日に、渡すのではなく
あえて、何でもない日に突然渡すことですね。
こういう時は相手も”虚”をつかれるので
感情が動きやすいのです。
マーケティングに対してもそうですが
最近は、意外性をうまく使える人が少ないです。
先ほどのバラ1000本の話じゃないですが
ベタな展開も、タイミングをズラせば
いくらでも感動的なシーンになります。
高いものでなくても、普段から必要経費として
プレゼント用の予算を組み
練習をしておくと、人生が何倍も豊かになりますね。
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